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ボルドーの歴史的な中心地、 サン•ピエール地区 quartier Saint-Pierre  

ボルドーを訪れる方々は 、まずガロンヌの川岸に立ち並ぶ建築の至宝、重厚な18世紀の建物に目をみはりますが、そのブルス広場のすぐ裏手にあるサン•ピエール地区には気がつかないことが多いのです。

昔ながらの小径が残るこの地区は、実はボルドーの歴史的中心地なのです。

 

ローマ時代に栄えたブルディガラ(ボルドーの古称)が崩壊すると、住民はカストラム(街砦)の内側に身を寄せました。その中心が現在のサン•ピエール地区でした。川港の入口はちょうど今のサン•ピエール広場にあたります。商品を満載した船があちこちの地方港へ向う前には、ここで停泊し、サン•ピエール地区の大勢の商人は繁栄を極めました。

中世の始め、旧港の泥土の上に最初の教会が建立されました。通りの名前に当時の職業を今に伝えています。「金細工師」通りrue des Argentiers、「箱細工商」通りrue des Bahutiers、「穀物倉庫」通りrue du Chai des Farines、船員宿があった「ひどいまかない」通りrue de la Maucoudinat、「3本の燭台」通りrue des Trois Chandeliersなどが往時を忍ばせます。

16世紀にはブルジョワ階層がここに住居を構え、租税法院が裁判所の役割を果たしました。

類を見ない美しい建築群

18世紀の地方長官たちの決断により、この地区がガロンヌ川と港に開かれることになりました。中世の街壁は取り壊され、ブルス広場やロワイヤル通り、後のパルルマン広場の囲いが解かれたのです。この改革のおかげでこの地区には数多くの独特な建築物が建ち並んでいます。

この地区をあとにする前にぜひ、美しい高等法院広場place du Parlementにも忘れずに足を運んでください。地方議員たちの希求した、1776年の建築当時のスタイルをそのまま保ちながら、建築と改築を交える計画が継承されていることがわかります。

国王のエントランス、カイヨ門

カイヨ門Porte Cailhauは1494年、フランス国王シャルル8世のフォルノーヴォ(イタリア)の戦いでの勝利を讃えるために造られました。高さ35メートルの壮大なこの門は、街壁の一部を成していました。門塔に上れば美しいオークの木組み越しにボルドーで最も古い石橋、ポン•ド•ピエールの素晴らしい景観が一望できます。

カイヨ門の塔内には、街の建設に用いられた道具や資材が展示されています。また、古い映画を編集した音響映像によって石工の世界を覗くこともできます。